さいたま市 桜区 睡眠時無呼吸症候群(SAS) いびき ちづるファミリークリニック

上気道が狭くなって閉塞することなどが原因となり、睡眠時に何度も呼吸停止、または低呼吸になる疾患のことです。

日本には、200～300万人の潜在患者が存在すると言われます。睡眠時無呼吸症候群は8年間放置すると死亡率が約37％にもなるという報告もあり、軽視すると怖い病気です。また、きちんと治療しないと高血圧や糖尿病、心臓の病気や脳卒中などを招く確率が上昇します。

日中の眠気などの自覚症状や日頃の睡眠状況をお聞きすることから始まります。睡眠中や日中の気になる症状がありましたら、ご相談ください。

• いびきが大きい
• 日中の眠気、熟睡感が無い
• 起床時の頭痛、夜中に何回もトイレに行く
• 睡眠中に呼吸が止まっていると指摘される
• 高血圧なのに薬がよく効かない

上記のような症状に心当たりのある患者様には、睡眠時無呼吸症候群の検査をお勧めしております。お貸し出しした検査機器を使って、ご自宅で検査を行っていただけます。

CPAP療法（Continuous Positive Airway Pressure＝経鼻的持続陽圧呼吸療法）
鼻に装着したマスクから空気を送り込むことによって、その閉塞を取り除き、無呼吸を是正する治療法です。

日中の眠気や倦怠感などの症状が無くなるだけでなく、合併症の予防や予後改善が期待できます。中等症から重症の患者様にとても有効で、今や睡眠時無呼吸症候群の最も重要な治療法となっています（健康保険適用）。